日本には意外にも財宝伝説が多く伝わる国であり、なんとその数は1,000を超える。有名所では徳川幕府の御用金伝説・豊臣秀吉の黄金伝説・武田信玄の埋蔵金伝説などがある。
しかしその中でもかなり信憑性が高いと思っているのがこの帰雲城(かえりくもじょう)の埋蔵金伝説だ。
↑これは城プロジェクトというゲームに登場する帰雲城ちゃんだ
現・岐阜県、白川郷はいくつもの金鉱脈の眠る地であった。
そこを室町幕府の命を受けた内ケ嶋氏が治め、鉱山経営によって姉小路頼綱や上杉謙信などを撃退するほどの戦国大名に成長。豊臣秀吉に攻められた時は黄金を貢ぐことで御家取り潰しをまぬがれたほどである。
しかしそんな栄華も続かず、1586年 天正14年1月18日に起きた巨大地震により帰雲山が大崩落を起こし、城主・内ケ嶋兵庫頭氏理(うじがしまひょうごのかみうじよし)以下1000名ほどと帰雲城及びその城下町・そして莫大な量の黄金が一晩のうちに土砂に飲まれてしまった。
↑帰雲城の削れた山肌が当時の土砂災害の被害を知らしめる
ではどれほどの財宝が埋もれたままになっているのか、それは8000億とも1兆とも言われており正確な額はわからないが、相当額であることに違いはない。
興味があれば探しに行くのもいいだろう。もし見つかればあなたは一躍時の人になり、その後は一生働かなくても安泰だ。
↑このような帰雲城付近の想像図や石碑があるが、まだはっきりとした位置さえ特定できていないのが現状だ。
ーーー出典ーー
http://shirakawa-go.org/kankou/siru/yomu/1303/ 白川村役場 https://shirobito.jp/article/
公益財団法人日本城郭協会 https://serai.jp/tour/194874 サライ.jp https://cdn.expi-games.jp/mu/img/object/imageLarge/3/23994162aa436a44b089c7a721399c6b90110fde.jpg
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